Akai Pro MIDImixにはエディターが付属しており、ユーザーは自分の要求に合うようにコントローラーが送信する値を編集することができます。

これは、ソフトウェアパラメーターをコントロールに自動的にアサインするオプションが制限されている場合(例えば、MIDIラーニング機能が内蔵されていないソフトウェアなど)に特に便利です。


MIDImixが送信するMIDI値をソフトウェアパラメーターの要件に合わせることができます。

例えば、VSTがCC値74を使ってカットオフフィルターをコントロールする場合、MIDImixの希望するエンコーダーをこの値に合わせて変更し、コントロールできるようにします。


各MIDImixコントロールには、編集可能なパラメータが2つあります。: 


1. 送信するMIDI CCメッセージ(CC)またはノートナンバー(NT)

2. 送信に使用するMIDIチャンネル(複数のMIDIデバイスを使用する場合、MIDImixが通信するチャンネルを分けるのに便利です)


ノブ、ボタン、フェーダーはMIDI CCメッセージ(CC)を送信できます。

ボタンはMIDIノート(NT)を送信することもできます。

ボタンがMIDI CCメッセージとMIDIノートのどちらを送信するかを変更するには、ボタンをクリックするだけです。


MIDImixのコントロールのパラメータを編集します: 


1. コントロールの下にあるパラメータの値をクリックします。

2. コンピュータのキーボードを使って、現在の値を削除し、希望の値を入力する。

3. 変更を確定するには、Enterを押します。キャンセルするには、Escを押します。


一度設定したら、プリセットとして保存し、MIDImixに送ることができます。


プリセットを保存するには、Fileメニューをクリックし、saveを選択します。

初めてプリセットを保存する場合は、保存場所を選択し、ファイル名を入力してsaveをクリックします。

プリセットは.midimixファイルとして保存されます。


プリセットを別の名前または別の場所に保存するには、Fileメニューをクリックし、Save Asを選択します。

保存したい場所を選択し、ファイル名を入力して保存をクリックします。プリセットは.midimixファイルとして保存されます。


接続されているMIDImixにプリセットを送信するには、Fileメニューをクリックし、Send to Hardwareを選択します。

プリセットを送信すると、MIDImixのそのプリセット番号が上書きされます。

 

以上の手順で、MIDImix用にカスタマイズされたMIDIプリセットを作成することができます。ご不明な点がございましたら、こちらからサポートチームまでお問い合わせください。